« March 20, 2005 - March 26, 2005 | Main | April 3, 2005 - April 9, 2005 »

March 30, 2005

どうなるライブドアVSソフトバンク

フジ・サンケイグループはソフトバンクグループの傘下に入りたがっているのか?と思ったがどうやらそうではなさそうだ。
SBIの北尾氏とライブドアの堀江氏の会談が中止になった。会談を申し入れた堀江氏がキャンセルしたってのは本来ならずいぶん失礼な話だ。もう一つ出てきたのがフジ・サンケイとライブドアが共に協議中である旨を発表したこと。これは関係がありそうだ。フジ・サンケイが堀江氏に「ソフトバンクとライブドアでフジ・サンケイをどう分割統治しましょうか?なんて話は止めてくれ!」と言ったんではないだろうか。分割統治されたんではかなわない。なんとか業務提携レベルにしたい。そうなるとフジ・サンケイが業務提携するとして、ライブドアとソフトバンクではどっちが相手として良いんだろうか?ソフトバンク相手なら完全に牛耳られてしまう。日枝氏は捨てられる恐れすらある。ソフトバンクにはフジテレビの無能経営者など要らないのだ。それがソフトバンクならその心配はない。悪くても対等に協議出来るし良くすれば主導権を握れる。孫子にもあるように主導権をいかに握るかが大切なのだ。ソフトバンク-フジ・サンケイ-ライブドアの三者の争いとなればソフトバンクVSフジ・サンケイ+ライブドアの図式でなくてはソフトバンクの一人勝ちになってしまう。これはフジ・サンケイもライブドアも避けたいところだろう。そう言う事で北尾氏-堀江氏の会談が中止になり、(これを書いている最中に聞いたニュースだが→)亀渕氏-堀江氏の会談が行われたわけだろう。
しかし、いくらフジ・サンケイ+ライブドアと言ってもフジ・サンケイVSライブドアの一面が全く消えたわけではないからこれからの三者の争いはそう簡単には予想が付かない。
思うに、結局フジ・サンケイがソフトバンクとライブドアのどっちを取るか?って事で、両者がフジ・サンケイにどれだけのメリットを与えられるか?って事になるだろう。敵対的買収って手はもう使えませんからね。

| | Comments (0) | TrackBack (4)

March 27, 2005

ソフトバンク参戦

正直な話、ライブドアVSフジテレビにソフトバンクが出てきたのには驚いた。堀江氏がどうなのかは分からないけれど、私にとっては想定外の事態だ。「軒下を貸して母屋を取られる」って言葉がある。多くの人が「大丈夫なの?」と思っているようだが、私は「ソフトバンク傘下に入る方を選んだのか」と思った。

インターネット事業者にとってテレビ・ラジオ媒体は喉から手が出る程欲しい物であるし、逆もまた言える。フジサンケイグループも「インターネットに手を出してますよ」と言ってはいるが上手く行っていない。お互いに相手を上手く利用したい、堀江氏の言うWin-Winの関係に成り得る。そのことは十分分かっているはずだ。その提携相手として「堀江氏は嫌だ孫氏が良い」と言うことなのだろうか。しかし、提携相手を通り越して乗っ取られてしまう恐れがある。そのことを十分に分かっているかどうかは疑問があるが、分からない程バカとも思えない。「乗っ取られても孫さんなら良いわ」って事なのだろう(そんなアホな)。

堀江氏の発言はとても挑発的だ。注目をより集めるために「テレビは無くなる」等の表現を用いているんだろう。知名度も小さい若造だったからそう言う手法を身につけたのも無理はない。言われた方に「もっと咀嚼して理解しろよ」と思うが、そのままストレートに受け止めて「我々の仕事を全面否定された」と思ったようだ。いや、思ったことにしているようだ。信頼している人から否定の言葉を投げられたら受け止められても、信頼していない人から否定の言葉を投げかけられたら受け止められない。理解していても理解したと表に出したくない。人間ってのはそんなものだ。そのことを堀江氏は理解していない。堀江氏はとても頭のいい人だ。おそらく凡人が1週間かかる仕事を1日で済ませてしまうのだろう。それ故に性急すぎるところがある。「テレビとインターネットの融合」と言って堀江氏の頭の中には具体的な姿が描かれているんだろうが、凡人の頭の中には漠然とした姿しか描けない。そこに差があることは分かっているんだろうが、「自分の考えが正しいからそれで良い」と思っているのではないか。一人の天才が進むべき正しい道を指し示しても、その他の凡人が動かなければ時代は動かない。凡人を動かすためには分かり切った簡単なことでも、クドクドと説明しなくてはいけないのだ。それを堀江氏は分かっていないか、分かっていてもきっと不得手なのだろう。堀江氏は天才だろうが全能の人ではない。不得手な部分を補ってくれる人物が必要なのだ。知名度も上がり若造ではなくなったのなら挑発的発言ばかりではいけない。誰もが理解出来る受け入れられる発言をする、あるいはそれが出来る人物を置く。そこを変えないと自身の持っている野望、夢、志を遂げることは出来ない。

堀江氏も孫氏も野望を持っているだろう。私には二人の野望に大した違いはないように思える。大きな違いは堀江氏がそれを表に出しているのに対して孫氏があまり出していない所だ。その点で堀江氏の方が素直で孫氏の方が狡猾だ。堀江氏もけっこう狡いやり方をしているが孫氏の方が一枚も二枚も上手。堀江氏が孫氏と争ってもおそらく勝てないだろう。その孫氏の軍師と言うべきSBIの北尾氏が堀江氏が28日に会談を持つとのこと。その内容はおそらく公開されることはない。日枝氏に知らされることもないかもしれない。フジサンケイグループを共同で支配することになるのか、ライブドアに撤退を求めるのか、逆にSBIの資金でライブドアがフジテレビを買収するのか、サッパリ分からない。しかし、この会談がフジサンケイグループの命運を賭けたモノになるのは確かだ。そして、他社に命運を握られてしまっう経営者がアホであることも。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

« March 20, 2005 - March 26, 2005 | Main | April 3, 2005 - April 9, 2005 »